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2010年3月10日水曜日

若者言葉

ブログを立ち上げてから何を書いていいのかわからなくて、だいぶ日を空けてしまいました。
何度もチェックしてくれた方はすみません。一応、なんとなく日ごろ感じていたことを書いてみたので、読んでみてください。

社会人になってから、仕事では出来るだけ丁寧な言葉遣いを、と気をつけながら過ごすうちに、いつの間にか、「こういう本とかってあったりします?」のような、今思えば若者言葉だったなあと恥ずかしくなるような言葉遣いはしなくなった自分に気づきます。

若い人たちの言葉は(こう書くと、私ももう若い人ではないんだとズドンと実感しますが)、「ヤバイみたいです。」「無理っぽいです。」に代表されるように、短絡的で、率直で曖昧なのに、彼らの会話は不思議と成立しています。

なぜでしょう??

「若者言葉」についてちょっと調べていたら、意外な事実を知ることになりました。

「どーもっす!」

「カゼでもひいいたの?」
「っていうか、ちょっと疲れただけ。」
「それって、かなりやばいよって感じだよね。」

「渋谷とか行って、映画とか見ない?」

「お父さんはどんな人?」
「ちょっと気難しいかな、みたいな
。」

こういう会話を「言葉が乱れている」と感じる方もいるかもしれません。
しかし!科学の一分野である言語学には「適切な言葉」というのは存在しない概念なのです。
なぜかというと言葉は生きているので、時と共に常に変化するから、という考え方からです。
なるほど納得しますよね。

さらに面白いことに、上のような若者言葉をよく使う人ほど、友人関係が希薄ではないそうです。

そう言われてみると、私の知っている学生にもこういうしゃべり方をする学生がいます。
そして、確かにそういう学生は「ナレナレシイしゃべり方だ」と感じることはありますが、
交遊関係が広くて、人付き合いが実にうまい子がいます。

ゲームや携帯電話、インターネットの普及により、言葉を使ってコミュニケーションすることに大きな変化が起きました。しかし、若者言葉こそ、若者たちが言いたいことを自分たちの言葉で言える領域だと考えれば、今は、言葉の適切さよりもコミュニケーションを成立させることが大事だともいえそうです。

若者がこの世に存在する限り、若者言葉は存在するでしょう。今はティーンエイジャー市場に語る言葉を知っているかどうかが、ビジネスの成否を分けるとも言われています。ならば、若者の言葉を理解することで会話に幅ができて、一歩進んだコミュニケーションが可能になるなら、彼らの言葉に目を白黒させずに、知る努力をしてもソンはないかもしれないと思うのです。

まずは腕だめしから。。。
以下の若者言葉、いくつ知っていますか?

ファストファッション、草食(系)男子、タヒる、離活、東国ばる、ITする、昭和、アウ族

【答え】
ファストファッション:
低価格で手軽なファッション(ブランド)のことです。
草食(系)男子:
恋愛に積極的でない男子のこと。
タヒる:
一番上の棒線をハショッて、漢字の「死」の下部分をそのまま読んだもの。絶望的。非常に疲れていること。【例】昨日から全然寝てなくてタヒった。
離活:
将来の離婚に向けての調査や準備のこと。「婚活」の反対の言葉。
東国ばる:
宮崎に行くこと。
ITする:
「アイスを食べに行く」の略。
昭和:
見た目や言動が少し古臭い人を「昭和っぽい」などと表現するそうだ。
アウ族:
auの携帯電話に乗り換えた人。

いかがでしたか?

2010年3月4日木曜日

ブログを始めました!

三育学院短期大学英語コミュニケーション学科の照屋です。松田忍先生のおススメでブログを始めることにしました。ドキドキです。よろしくお願いします☆